【初心者必見】つまずきやすい犬のしつけ3選！トイレ・噛み癖・吠えるを実体験で解説

そんな毎日、ちょっと疲れてしまうことありませんか？

SNSでしつけが完璧な飼い主さんを見るたびに、「どうしてうちはできないんだろう…」って落ち込む日もありました。

しかし、実はうまくいかない原因って、犬の性格よりも環境や伝え方にあることが多いんです。
焦って叱ったり、何度も同じ方法を繰り返したりすると、犬は「なんで怒られてるの？」と混乱してしまうことも！

大切なのは、できないを責めるより、「どうすれば伝わるかな？」と考えること！
そうやって試行錯誤していくうちに、少しずつ「できた！」が増えていきます。

私も１７年間飼い主としてミニチュアシュナウザーと暮らしてきました。
現在２代目ミニチュアシュナウザーと暮らしながら何度も壁にぶつかりましたが、環境を整えたり、褒め方を変えたりすることで、トイレも噛み癖も落ち着いてきました。

この記事では、初心者さんが特につまずきやすい３つのポイント

• トイレのしつけ
• 噛み癖のしつけ
• 吠え癖のしつけ

について、私の体験談をまじえながら具体的に紹介します🐾

この記事を読むと以下のことがわかります。

• うまくいかない原因と改善のヒントがわかる
• 今日からできる「しつけのコツ」が見つかる
• 愛犬との信頼関係を深めながら楽しく学べる

「失敗しても大丈夫」
この一言を胸に、あなたと愛犬のペースで進んでいきましょう🐶

---

トイレのしつけ！失敗を減らす３つのコツ

トイレの失敗は成長の途中！
大切なのは、褒めるタイミングと優しく見守る姿勢です。
あなたの穏やかな対応が、愛犬に安心と自信を与えてくれますよ🐶

• トイレの場所を固定して覚えさせる
• 褒めるタイミングとコツ
• 失敗したときにやってはいけない対応

この３つを意識するだけで、トイレの成功率はぐんと上がります。
それでは、初心者の方でも無理なくできるトイレトレーニングのコツを順番に見ていきましょう👇

トイレの場所を固定して覚えさせる

うちの２代目ミニチュアシュナウザーを迎えたばかりの頃、

リビングのラグの上や、玄関マットの上など、一度おしっこした場所をトイレだと勘違いして繰り返すこともありました。

そこで始めたのが、トイレの場所をしっかり固定すること！
サークル内の一角にトイレシーツを敷き、「ここがトイレだよ」と毎回同じ場所で誘導するようにしました。

最初の数日はうまくいかないこともありましたが、場所をコロコロ変えずに続けた結果、「ここですると褒められる！」と理解したようで、少しずつ成功が増えていきました。

犬にとって、トイレの場所がコロコロ変わるのはとても混乱するもの！
においや感触、環境の違いでどこが正解なのかわからなくなってしまうんです。

だからこそ、最初の段階では「トイレの場所を1か所に決める」ことが一番の近道です。

📌ポイント：場所固定のステップ

1. トイレはサークルやケージの中など、静かで落ち着ける場所に設置する
2. 成功したら必ずその場ですぐに褒める（場所を離れてからではNG）
3. 一度決めた場所は、習慣づくまで変えない

褒めるタイミングとコツ

トイレトレーニングで意外に多いのが、「うまく褒められていない」ことが原因でなかなか定着しないケースです。
私も最初の頃は「できたあとに褒めればいい」と思っていたのですが、実はそれだけでは犬に伝わらないことが多いんです。

トイレの成功率を上げる最大のコツは、「タイミング」と「声のトーン」を意識した褒め方にあります。

犬は「行動の直後の出来事」を学習として結びつけます。
つまり、トイレを終わった直後に褒めることが大切！

時間が経ってから褒めても、「何に対して褒められているのか」がわからず、学習効果が下がってしまいます。
また、褒めるときは高めの声で「いい子だね〜！」「上手にできたね！」など、テンションを上げたトーンで伝えるのがポイント！

我が家の場合、最初のうちは成功しても私が片付けに気を取られて褒めるタイミングを逃すことがよくありました。
しかし、成功した瞬間に名前を呼びながら褒めるように変えてからは、「褒められる＝ここですること」と理解したようで成功率が一気にアップ！
さらに、「おしっこできたあとに少しおやつをあげる」ことで、モチベーションも上がりやすくなりました。

📌ポイント：実践ステップ

1. おしっこしている最中、静かに見守る
2. 終わった瞬間に明るい声で褒める（例：「いい子できたね〜！」）
3. 成功直後に小さなおやつを与える（※毎回でなくてもOK）
4. 片付けは褒めたあとに行う

失敗したときにやってはいけない対応

「また失敗しちゃった…」「どうして覚えてくれないの？」
そんな気持ちになるのは当然ですが、おしっこ失敗時にしてはいけない行動を知らずに続けてしまうと、逆効果になることがあります。

結論を言うと怒らないことが重要！
失敗しても大げさに反応せず、静かにリセットすることが次の成功につながります。

犬は「怒られた内容」よりも「飼い主が怖かった体験」を強く記憶します。
そのため、失敗した瞬間に「ダメでしょ！」と怒ってしまうと、「おしっこ＝怒られる」と学習し、隠れておしっこするようになるケースが非常に多い。
特に初心者の方ほど「怒らなければ覚えない」と思いがちですが、実際は逆効果！

と思った方もいると思います。
失敗した時に愛犬に「次は成功しようね！」「次はここでするんだよ！」と語りかけるように優しく寄り添うことが大切になります。
トイレの成功を増やすためには、「次の成功を導く環境を整える」ことが大切！

我が家のミニチュアシュナウザーも最初の頃、絨毯の上でしてしまったときに思わず「こらっ！」と言ってしまったことがありました。
すると、次から私の見ていない部屋の隅でこっそりおしっこするようになってしまい、完全に信頼関係を崩しかけたんです。

その後、叱るのをやめて静かに片付けるようにしたところ、「怒られない＝安心してトイレに行ける」と感じたのか、再びトイレでの成功が増えていきました。

📌ポイント：正しい対応ステップ

1. 失敗しても怒らず、しっかり寄り添う
2. 次成功できるよう片付けをする
3. 成功したときにしっかり褒める

🐾やってはいけないNG行動リスト

• 「鼻を押しつける」などの体罰行為
• 大声で怒鳴る
• トイレ以外で成功しても褒めない
• トイレをコロコロ動かして場所を変える

---

噛み癖のしつけ！３つの基本と対策

噛み癖を直すには、「怒る勇気」よりも「見守る冷静さ」が大切です。
焦らずに観察し、正しい対応を繰り返すことで、愛犬は必ず落ち着きを取り戻します。

「噛む＝ダメ」ではなく、「どうして噛むのか？」を理解してあげる！
それが、信頼関係を深めながらしつけを成功させる一番の近道です🐾

• 甘噛みと本気噛みの違いを理解しよう
• 噛み癖が悪化するNG対応
• 落ち着いて教えるトレーニング法

それでは見ていきましょう🐶

甘噛みと本気噛みの違いを理解しよう

噛み癖を正しく直すためには、まず「甘噛み」と「本気噛み」をしっかり区別することが大切です。
この違いを理解していないと、叱るべきでない場面で叱ってしまい、犬を混乱させてしまうことがあります。

甘噛みは、子犬が「遊びたい」「構ってほしい」ときに見せる行動！
一方、本気噛みは「怖い」「やめてほしい」といった強いストレスや恐怖が原因で起こります。

犬は言葉で気持ちを伝えられないので、噛む「強さ」や「タイミング」で感情を表しているんです。

例えば、遊んでいる途中に手を軽くカプッと噛むのは「楽しい！」というサイン！
この場合は、少し興奮しすぎただけなので、いったん遊びを中断して落ち着かせればOKです。

しかし、歯をむき出して怒りながら噛むのは「怖い」「やめて！」という明確な警告！
このときに無理に近づくと、恐怖が増して本気噛みにつながることもあります。

📌ポイント：噛む行動の背景を見極めるための対応

• 噛んだときの状況をメモする（遊び中・食事中・触られたときなど）
• 遊び噛みなら、遊びを中断して静かに距離をとる
• 本気噛みなら、原因（恐怖・嫌悪）を取り除くことを優先する

噛み癖が悪化するNG対応

噛み癖のしつけで避けたいのが、「大声で怒る」「口をつかむ」「無理に押さえつける」などの強い対応です。

こうした行動は一見効果がありそうに見えますが、実は逆効果！
犬にとっては「攻撃された」ように感じてしまい、「怖い」「自分を守らなきゃ」と防衛反応でさらに噛むようになってしまうことがあります。

私もミニチュアシュナウザーが4ヶ月の頃、つい「ダメでしょ！」と強い口調で叱ってしまったことがありました。
その日から数日間、私のそばに寄ろうとせず、目を合わせてもそっぽを向くように…
あのときは本当に胸が痛みました。

大切なのは「怒る」よりも「伝える」こと！
噛んだ瞬間に「痛い！」と短く言って、そのまま静かに離れましょう。
数秒後に犬が落ち着いたら、やさしく声をかけて再び遊びをスタート。

この繰り返しで、「噛むと相手にされない」と自然に学習していきます。
強い怒り方をやめるだけでも、噛み癖はぐんと落ち着くケースが多いですよ🐾

📌ポイント：噛み癖を減らすコツ

• 信頼を壊さずに、自然に噛み癖を減らすのがコツ
• 大声・体罰・押さえつけは逆効果
• 落ち着いた対応で「噛む＝遊びが終わる」と教える

噛まない習慣を育てるには「気持ちを落ち着かせる練習」が大事

犬が噛んでしまうときって、怒っているわけではなく「嬉しすぎて興奮している」ことが多いんです。
まずは、その「興奮スイッチ」を落ち着かせる練習から始めましょう。

落ち着いて過ごせるようになると、人や他の犬を噛む心配も減りますし、来客やお子さんとの時間も安心して過ごせます🐶
家庭内のトラブルもぐっと減って、穏やかな毎日を過ごせますよ。

我が家のミニチュアシュナウザーも、帰宅時の嬉しさから手を噛むことも…
しかし、この方法を１ヶ月ほど続けたら、「遊ぶ＝噛まない」が自然にできるようになりました🐾

やり方はとてもシンプルです。
もし遊んでいるときに噛んできたら、すぐに遊びを中断して背中を向ける。
1分ほどして落ち着いたら、「いい子だね！」と声をかけて再開します。

この繰り返しで、犬は「落ち着くと楽しいことが続くんだ！」と学習していきます。
焦らず、毎日の中でコツコツ続けていきましょう！

---

📌ポイント：噛まない習慣をつくる3つのコツ

1. 噛み癖対策のカギは「興奮をリセットする練習」
2. 噛んだら遊びを中断、落ち着いたら再開する流れを習慣に
3. 「落ち着く＝いいことがある」と覚えさせるのがコツ

---

吠え癖のしつけ！原因を見極めて正しく対応する

吠えるのは犬の本能的な「伝える行動」！
不安・警戒・興奮など、理由があって吠えていることがほとんどなんです。
つまり、原因を見極めて正しく対応すれば、必ず落ち着けるようになります。

吠えるのは悪いことではなく、「伝えようとしているサイン」です。
焦らずに観察し、静かにできた瞬間をしっかり褒めること！
それが、愛犬が安心して過ごせる第一歩になります🐾

• 吠える理由を知ることが第一歩
• 静かにできたときのご褒美タイミング
• 無視トレーニングと環境改善のコツ

ここでは、吠えの原因を正しく知ることから始めていきましょう🐶

吠える理由を知ることが第一歩

犬が吠えるとつい「静かにして！」と怒りたくなりますが、実は吠えるのにはちゃんと理由があるんです。
吠えをやめさせようとする前に、「なぜ吠えているのか？」を見極めることがとても大切です。

代表的な理由は次の4つ👇

• 警戒（知らない人や音に反応して吠える）
• 要求（「遊んで！」「かまって！」という気持ち）
• 不安（お留守番や大きな音が怖いとき）
• 興奮（嬉しすぎて気持ちを抑えられない）

私の家でも、インターホンの「ピンポーン！」に反応して毎回吠えていました。
最初は「うるさい！」と怒っていたんですが、実は玄関の音に警戒していただけ！
原因がわかると、「怖くないよ」「大丈夫だよ」と落ち着かせる練習に変えられて、自然に吠える回数が減っていきました🐶

吠える原因によって、対応の仕方はまったく違います。
例えば、要求吠えなら無視するのが効果的ですが、不安吠えに同じことをすると逆効果になることも！
だからこそ、まずは「どんな場面で吠えるのか」をよく観察してみましょう。

メモをつけていくと、「来客時」「ごはん前」「外の音」など、パターンが見えてきます。
そのパターンに合わせて、次のように対応していくのがおすすめです👇

実践ステップ🐾

• 吠えたタイミングと原因をメモする
• 警戒型：静かにできたときにご褒美を与える
• 要求型：吠えても無視して反応しない
• 不安型：落ち着ける環境を整える（音・照明・距離）
• 興奮型：刺激の少ない環境で「落ち着く練習」をする

📌ポイント：吠えの原因を見極めるコツ

1. 吠える前後の状況をよく観察して「きっかけ」を見つける
2. 吠え方や声のトーンもヒントになる（高め＝要求、低め＝警戒など）
3. 原因を知ることで、怒らずに「落ち着ける環境」を整えられる

静かにできたときのご褒美タイミング

犬の吠えを減らしたいとき、つい「ダメ！」「静かにして！」と声をかけてしまいがちですが、本当に大事なのは「静かになった瞬間」に褒めてあげること！

犬は「行動と結果を3秒以内」で結びつけて学習します。
つまり、静かになった直後に褒めることで「静か＝いいこと」と覚えるということなんです。

たとえば、外の物音で吠えたあとに数秒静かになったタイミングで、「いい子！」と優しく声をかけながらおやつを1粒あげてみましょう。
このタイミング褒めるを続けるうちに、だんだんと吠える時間が短くなっていきます。

私も最初のころは、吠えたあとに「もう！」と注意してばかりでした。
しかし、「静かになった瞬間」に褒める方法に変えたところ、２ヶ月ほどで吠える回数が半分以下に減ったんです！

この方法を続けるだけで、吠えるたびにイライラしていた時間が、「できたね！すごいね！」と笑顔で過ごせる時間に変わっていきますよ🐾

実践ステップ🐶

1. 吠えたら無理に止めず、静かになるのを待つ
2. 静かになったら3秒以内に褒め言葉＋おやつ
3. これを繰り返すことで、「静かにする＝褒められる」と学習

📌ポイント：タイミング褒めのコツ

• 静かになった瞬間にリアクションを取る
• 褒め言葉は明るい声で短く伝える（例：「いい子だね！」）
• 吠えたあと怒るより、静かな行動を強化するほうが効果的

無視トレーニングと環境改善のコツ

犬の吠え癖を改善するには、まず「反応しない勇気」をもつことが大切です。
犬は、「構ってもらえる」と思って吠えることが多いんです。
あえて無視を徹底することで「吠えても何も起こらない」と学習していきます。

たとえば、お留守番前に「行かないで！」と吠える子は、見送る動作をスルーして、静かにしているタイミングだけ声をかけてあげましょう。
静かにできた瞬間を褒めることで、「落ち着く＝いいこと」と理解していきます。

私の愛犬も、一時期は宅配便の音に敏感で、ピンポンのたびに大騒ぎでした。
しかし、外の音を少し和らげる工夫をしただけで、かなり落ち着いて過ごせるようになったんです。
環境を整えることで、犬が安心できる時間がぐっと増えるんですよ。

🐾 実践ステップ

• 吠えたら目を合わせず、無言で背を向ける
• 静かにできた瞬間にだけ褒める
• 音や来客などが原因のときは、刺激をやわらげる（カーテン・音楽など）

📌ポイント：構わない勇気と安心できる環境がカギ！

• 吠えたら反応せず、静かになったときだけ褒める
• 外の音や刺激を減らすことで「安心して静かにできる空間」を作る

初心者飼い主のQ&A｜よくある悩みと解決のヒント

1. トイレの成功率が上がらないときはどうする？
2. 噛み癖がなかなか直らないのはどうして？
3. 来客や物音にすぐ吠えてしまいます…どうすれば良い？
4. しつけの成果が出るまでどれくらいかかる？

ここから回答を見ていきましょう👇

Q1：トイレの成功率が上がらないときはどうする？

---

Q2：噛み癖がなかなか直らないのはどうして？

Q3：来客や物音にすぐ吠えてしまう…どうすれば良い？

---

Q4：しつけの成果が出るまでどれくらいかかる？

---

まとめ：犬のしつけは愛犬との絆を育てる時間

この記事では以下のことを紹介しました。

• トイレのしつけ
• 噛み癖のしつけ
• 吠え癖のしつけ

しつけは「言うことを聞かせる」ためのものではなく、お互いに気持ちよく暮らすための大切なコミュニケーションです。

思うようにいかない日があっても、それは成長の途中！
焦らず、比べず、愛犬のペースに合わせて進めていけば、少しずつ信頼が深まっていきます。

私も、ミニチュアシュナウザーとの毎日で、「できたね！」と喜び合える瞬間が何度もありました。
その積み重ねこそが、いまの穏やかな関係をつくってくれたと思います。

📌ポイント：しつけで大切にしたい4つのこと

• トイレ・噛み癖・吠え癖などのしつけは「環境づくり」と「褒め方」がカギ
• 怒るよりも、「できた瞬間」を逃さず褒めて成功体験を重ねる
• 困った行動の裏には、必ず「伝えたい気持ち」がある
• 失敗しても、落ち着いて一貫した対応を続けることが信頼のベース

今日からできることは、とってもシンプル！
「できた！」をすぐに褒めることです。

声のトーンや表情に、あなたのうれしさをたっぷり込めて伝えてあげましょう。
そのたびに愛犬は、「伝わった」「わかってもらえた」と感じ、少しずつ穏やかに、前向きに変わっていきます。

焦らず、楽しみながら、しつけを「教える時間」ではなく、「絆を育てる時間」にしていきましょう🐶

関連記事

【初心者必見】ミニチュアシュナウザーの性格と5つの魅力！飼って感じたリアルな体験談